1969年8月13〜20日
8/13-14 大阪−小出−大湯−駒の湯TS
8/15 TS8:00−11:00栗の木の頭−鎖場−12:50小倉山−14:40百草の池−16:25駒の小屋
8/16 駒の小屋8:00−8:05駒ケ岳−11:25檜廊下−13:15中ノ小屋
8/17 中ノ小屋5:20−6:50小兎岳−7:55兎岳−10:30大水上山−12:00P1592(現P1610)の手前からブッシュ−14:30コンター1700m、今の藤原山付近は絶好のTS−16:30藤原山(今のニセ藤原山)TS
8/18 TS5:20−11:40剣ヶ倉山−14:45平ガ岳TS
8/19 TS平ガ岳散策11:15−12:05鷹の巣清水−15:20分岐−16:10鷹の巣−尾瀬口山荘
8/20 銀山湖−銀山平−小出
その後は快晴につぐ快晴だ!ボクは気象係で天気図をつける役なのだが、全部サボった。天気予報が連日晴れと行っているので。
8/14
8/12までは集中豪雨で只見川氾濫で大変だったらしい。小出でどろどろのO君と合流。
8/15
夏合宿は雨、風、霧で散々な目に遭ったがその二の舞いかと恐れたが、8/15のお昼頃から晴れてきた。
駒ヶ岳からは絶景だったらしいが、あまり覚えていない。
8/16
駒ヶ岳でご来光!
檜廊下は確かに痩せ尾根であるが、それより小さなアップダウン、木の根の段差を乗り越えるので必死だった。その合間にはお花畑が広がる素晴らしい回廊だった。
のっけからよくわからん写真。多分、中ノ岳を北から見ていると思うのだが。
荒沢岳
8/17
中の小屋、中ノ岳からの八海山のガレは見るからに恐ろしかった。あんなとこ誰がいくんや!ということでピストン中止。
兎岳を超えた鞍部で、ボクとU君が巻倉沢に200mほど下って水をとりにいったというが、全然覚えていない。雪渓があったという。これ以後平ガ岳までは水が取れなかった。
兎岳あたりから正面に中ノ岳、右手に駒ヶ岳を見る。
大水上山あたりから、利根川水源の稜線と遠く平ヶ岳を望む。左一番奥は燧ヶ岳。
大水上山からもしっかりとした踏み跡があった。
12:00 P1592(現P1610)の手前からブッシュになったが、そう酷いものではない。
14:30 今の藤原山付近は絶好のTSだ。そこを過ぎるとブッシュがひどくなり道が不明。
※今は従来の藤原山の位置はニセ藤原山。今の藤原山はコンター1700mの尾根が南に折れ曲がるあたりだ。
ニセ藤原山付近から、剣ヶ倉山とP2072と平ヶ岳のスソ(多分)
8:18 剣ヶ倉山へ、ササブッシュだがそんなにひどくはない。
この写真がどこか分からない。なだらかな稜線の具合をみると、剣ヶ倉山あたりから北をみたものと思うのだが、それにしては大水上山がはっきりしない。
剣ヶ倉山を過ぎればブッシュはなくなり平ガ岳は目前だ。
のんびりとあるく。歩くより休憩が多かったような。
平ヶ岳は目前だ
14:45、平ヶ岳着
最後に残った水1Lで4人で乾杯。何もいうことがないほどの楽園だ。
8/19 午前中散策と昼寝。ブッシュの苦闘はそれほどでもなかったが、それなりに緊張したのは事実だ。なにしろエスケープルートがない。これに対する弛緩も許されて良いだろう。
下山は快速で降りた(近年開かれた台倉山コース)。
夜は尾瀬口山荘で本当の乾杯だ。
8/20 銀山湖で遭難者に花束を手向けておいた。合掌。
■予想以上にブッシュが少ないという嬉しい誤算もあったが、自分の企画の中でが会心の山行だった。今までを考えてもベスト山行になると思う。