江若国境・明王の禿〜大谷山縦走

1968年10月?日

路原−在原−別荘地−明王禿−赤坂山−粟柄越−寒風山−大谷山−原山峠−森西−新保

どうしてここを選んだのか?ずいぶん昔なので調べてみた。
当時、若丹国境の峠越からはじまり、江若国境の若狭越に興味が出てきていて、調べつつあった。
森本次男さんの「京都北山と丹波高原」を見ていると、箱館山の近くに古い若狭越「近江坂」があると。そこで地図を買ってみたらたしかにある、さらに見ていると「明王の禿」だと。しかもその背後の山稜は草原だという。当時、草原山稜にも興味があった。
ルートは、信州のどこかに行った帰り、路原から入った。どこかでテントを張ったか駅で泊まったか、忘れてしまった。
なお、赤で書いた乗鞍岳−黒河−三国山のコースは、今はなんちゃらトレイルなどというハイカラな名前を付けているが、当時はそんなチャラいものはない。なにしろ江若鉄道の時代だ。明王の禿や赤坂山など見向きもしなかったのではないか。
かくして明王の禿、今日のパートナーは同期のN君だ。

 

■路原から明王の禿

 

 

 

 

 

 

国土地理院5万図

400×300pic以下に縮小

■明王の禿
ガレ場に道があったのかどうか忘れたが、多分道があったのだろう。
ルートを外してガレ場を1mほどずり落ちたことを覚えている。
明王禿の横に小屋記号を描いているが、はたして小屋があったのかどうか?
大キスリング、テント、世帯道具のフルセットで来ている。たぶん、こんな脇道があったのかと思うが忘れてしまった。


■草原
時節柄、ススキの原。どこがどこやら分からない。粟柄越はじっくり見るのを忘れた


三国山か赤坂山かよくわからなくなった。

■原山峠

大谷山を過ぎ、谷に降りて行くが、当時は薄暗い谷でなく灌木の明るい谷だった。 手書きで原山峠と描いているが、それは森本さんが仮にそう書いていたのをそのまま踏襲したのだった。

 

■N君が写真を撮ってくれたので、比較的記憶にある。

今はトレイル志向ではなく、真剣に若狭越を調べてみたい気がしている。

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